■「鑑定留置・7つの着眼点」とは
「鑑定留置」とはどういったものなのでしょうか?

矢口被告の鑑定留置は東京の施設でおよそ4か月半間にわたって行われました。
刑事責任能力があるかどうかなどを調べるもので、医師が精神疾患の有無や犯行時の精神状態などを診断しました。
当初の予定では先月で終わる予定でしたが、今月12日までおよそ1か月間延長されました。
この理由を、ある捜査関係者に取材したところ、県警の調べに対して、ほとんど応じなかった矢口被告が医師に対しても事件などについての話をしなかったのではないかということです。
詳しい結果は明かされませんが、検察は長期にわたる鑑定を受けて、矢口被告の刑事責任を問えると判断したとみられます。