県石油商業組合によるガソリン価格の事前調整問題で阿部知事は、組合に対し、「県民が理解・納得できる対応を強く求めたい」と述べました。

ガソリン価格の事前調整問題では6月末、組合が設置した第三者委員会が独占禁止法に抵触する事前の価格調整があったと認定。また、今年2月に行った県への中間報告は事実に反していたと指摘しました。


県は、委員会の調査結果を受けて組合に報告を求めました。しかし、2週間が経過しても対応はなく改めて法律に基づく報告を要求しました。

阿部知事:「事実関係の報告・石商の見解・再発防止策など、今後のことにどう対応していくのかこうしたことについて報告を求めている」

また、阿部知事は、県民が強い関心を持っている問題だと改めて強調しました。


阿部知事:「事実関係をつまびらかにしていただき、組合として対応方針を示していただきたい。県民が理解できる、納得できる対応を強く求めたい」

県への報告をしない、または虚偽の報告をした場合は、30万円以下の罰金が科されるということです。