長野市のとんかつ専門店運営のサン・グルメが14日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入りました。

民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、サン・グルメは1998年4月に設立されたとんかつ専門店の運営会社です。

長野市郊外の国道沿いでとんかつ専門店を運営し、持ち帰り弁当の販売も手がけ、2020年3月期までは5000万円以上の年間売上高を計上していました。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて売り上げが落ち込み、収益が悪化。その後も業績が回復せず、食材や光熱費などのコスト上昇もあって資金繰りはひっ迫し、先行きの見通しが立たないことから事業の継続を断念しました。

負債は2000万円を上回るとみられるということです。