長野県南木曽町の土石流災害から11年が経った9日、阿部知事や町の関係者が亡くなった中学生を悼みました。

南木曽町の梨子沢(なしざわ)沿いに立つ「平成じゃぬけの碑」の前には献花台が設けられ、阿部守一知事や向井裕明町長などが花を手向けて犠牲者を悼みました。

2014年7月9日の夕方、梨子沢で大規模な土石流が発生し、当時中学1年の男子生徒が亡くなり、住宅など40棟余りが被害を受けました。
阿部守一知事:「南木曽町や木曽地域は山が人家と近い所にあるので、防災対策や安全対策をハード面ソフト面しっかり進めていきたい」

町内の小学校では9日、災害を風化させないように、子どもたちが当時の災害を振り返りながら防災について学びます。