佐久市の国道で7日、軽乗用車が逆走した事故で、車は50メートルから100メートルほど逆走した可能性があることが分かりました。事故を起こしたとみられる軽乗用車を現場近くの防犯カメラが捉えていました。

事故は7日午後3時ごろ、佐久市根々井の国道で発生しました。
逆走した軽乗用車が前から来た乗用車に正面衝突。
この事故で、逆走した軽乗用車を運転していた57歳の男性が意識不明の重体、衝突された乗用車を運転していた54歳の女性が手の指の骨を折る大けがをしました。
現場近くの防犯カメラは、事故を起こしたとみられる軽乗用車が左から右に通過する様子を捉えていました。

直前に現場を通った車は、中央分離帯にあるポールの奥を走っています。

一方、軽乗用車はポールの手前側=つまり反対車線を逆走しているように、見えます。
現場は片側2車線の直線道路。

事故の前、軽乗用車はJR佐久平駅近くを北から南方向に、画面右側の国道を走行していました。

その後、中央分離帯の切れ目から反対車線に入り、50メートルから100メートル逆走し乗用車と正面衝突したとみられています。
警察が逆走の原因などを調べています。