長野県内に降った大雨の影響で、JR篠ノ井線と大糸線が、23日午後、一部区間で運転を見合わせました。
長野と名古屋を結ぶ特急しなの2本が全区間を運休するなど、合わせて1500人余りに影響が出ました。
JR東日本長野支社によりますと、大雨の影響で、篠ノ井線が午後0時52分から午後2時55分まで松本駅と明科駅の間で運転を見合わせたほか、大糸線も午後0時45分から午後2時5分まで松本駅と豊科駅の間で運転を見合わせました。
この影響で、篠ノ井線では、それぞれ午後2時に長野駅と名古屋駅を出発する特急しなの16号と15号の上下2本が運休したほか、普通列車上下4本が、運休または部分運休しました。
また、長野駅を正午に出発した上りの特急しなの12号に最大で2時間20分の遅れが出たほか、特急しなの上下3本と下りの普通列車2本にそれぞれ30分以上の遅れが出ました。
一方、大糸線では、下りの普通列車におよそ50分の遅れが出たほか、上下2本に30分以上の遅れが出ました。
篠ノ井線ではおよそ1200人に、大糸線ではおよそ350人に影響が出たとしています。