自動車のナンバープレートに、地域独自の図柄をデザインしたいわゆる図柄入りの「ご当地ナンバー」について、長野県内で初めて導入される安曇野ナンバーと南信州ナンバーが、5月7日から交付されることが明らかになりました。
これは北陸信越運輸局が28日に発表したものです。
それによりますと、新しいナンバーは、4月7日から、ウェブサイト経由、または車のディーラーなどから事前の申し込みを受け付け、5月7日に交付が始まります。
新車や中古車の購入時に加え、現在使用中の車についても、車検の際を含めいつでも変更することができます。
安曇野ナンバーは、「日本の原風景 安曇野」と題した図柄で、安曇野から見た有明山を始めとする山々や、地域に数多く残る道祖神などが描かれています。
また、南信州ナンバーは、「美しい大地」と題して、地域を流れる天竜川や南アルプスの山々を、特産の水引で表現しています。
ナンバープレートは、それぞれのデザインを白黒で描いたモノトーン版と、カラーで描いたフルカラー版の2種類があり、交付手数料のほかに1000円以上を寄付すると、フルカラー版を選ぶことができます。
安曇野ナンバーは、安曇野市、生坂村、池田町、松川村の4市町村が、また南信州ナンバーは、飯田市、松川町、高森町、阿南町、阿智村、平谷村、根羽村、下條村、売木村、天龍村、泰阜村、喬木村、豊丘村、大鹿村の14市町村が対象エリアです。
長野県内では、長野ナンバーと松本ナンバーのほかに、2006年に諏訪ナンバーが導入されていますが、図柄入りの「ご当地ナンバー」は初めての導入となります。