JR長野駅前で3人が男に刃物で襲われ1人が死亡した事件で、刺した男が逃走していることから、防災の専門家は「犯罪者はどこかの建物に逃げる心理も働くので、在宅中の戸締りなどは徹底してほしい」と話しています。


12月には福岡県北九州市のファストフード店で中学生の男女2人が面識のない男に刃物で刺される事件がありました。同じように、面識のない男に突然襲われたとみられる今回の事件。私たちにできる対策はあるのか専門家に聞きました。

防犯アドバイザー京師美佳さんは「どこで起きてもおかしくない事件だと思う。全員が狙われる可能性があると思っていただいた方がいい」と指摘します。

12月14日には福岡県北九州市のファストフード店で中学生の男女2人が男に刃物で刺され、15歳の女子生徒が死亡しました。22日の長野市の事件も、面識のない男による通り魔的とみられる犯行。対策できることはあるのでしょうか。


防犯アドバイザー京師美佳さん:
「たくさんの方がいらっしゃる時にはイヤホンで音楽を大きめの音で聞くとかは避けることが大切だと思います。周りに注意をしていただいて不審な人間はいないか不審な音はなっていないか小さなことを見逃さない、聞き逃さないように注意することが必要」

犯人が逃走している状況で対策は…。

防犯アドバイザー京師美佳さん:
「どこかの建物に逃げる犯罪者の心理も働きますので、在宅中の戸締り行っていただいて窓に補助錠もつけてもらうと開けられる時間を稼ぐことができますし、侵入者があっても気づいて逃げることができるのでそのように対応してもらうのがいい」