地域の山の恵みや命の大切さを学ぼうと長野県栄村の小学生が特別な給食を味わいました。

長野県の最も北、新潟県と接し、豪雪地帯として知られる栄村。

48人の児童が通う栄小学校の、給食の時間です。

21日の献立は・・・焼肉!

使われているのは、地元の山で獲れたクマの肉です。

地域の食に触れることで山の恵みと命の大切さを知ってもらいたいと、小学校では2021年度から「ジビエ給食」を提供しています。

「いただきます」

子どもたちの反応は?

男の子:
「固さは思ったより固かったけど噛めば噛むほどおいしさがあふれてくるのがよかった」

クマの焼き肉はお代わりをする子もいるほどの人気ぶりでした。

男の子:
「今まで給食で食べたものより一番おいしい」

女の子:
「牛肉よりもすごく固くて歯にもいいかなと思います」
「ありがたくいただきますという感謝を込めて食べたい」

給食の前には猟師からも話を聞いた子どもたち。

小学校では今後もジビエに触れる機会を設けていくことにしています。