長野県白馬村で、学校給食を食べた児童などに、アレルギーのような症状が出た問題で、村は、原因の特定に至っていないことから、12月13日まで学校給食を停止することを決めました。

白馬村によりますと、白馬中学校で4日、給食を食べた後、生徒の顔が赤くなったり、発疹が出たりしていると学校から連絡がありました。

同じ給食を食べた村内の2つの小学校でも、児童と教員に同じような症状が出ていて、合わせて29人が体調不良を訴えたということです。

この日のメニューは
・カジキのフライ
・コールスローサラダ
・カレー風味のスープなどでした。

村では、6日まで給食センターの休業を決めていましたが、原因の調査に時間がかかっていることから、13日の金曜日まで給食の提供を停止すると発表しました。

教育委員会によりますと、体調不良を訴えた児童生徒などは、いずれも快方に向かっています。

提供された給食のうち、食中毒の可能性が考えられるのが、カジキです。

マグロやカジキなどの赤身の魚に含まれるヒスチジンは、不適切な温度管理や長期保存で細菌が増えると、ヒスタミンに変換されます。

ヒスタミンは、熱に強く、加熱しても分解されないため、一度生成されると、取り除くことはできません。

県によりますと、ヒスタミンによる食中毒は、過去5年で1件発生していて、2022年の例は、保育園で提供された給食のブリの照り焼きが原因でした。

村では、原因を特定し再発防止策を講じた上で、16日の月曜日から給食を再開させたいとしています。