
検察官:
「個人名義の借り入れもありましたか?」
丸山被告:
「カードローンのようなものです」
検察官:
「返済未了額は?」
丸山被告:
「250万円ぐらいだったと思いますが、定かではないです」
検察官:
「事件後に返済を始めたのはなぜですか?」
丸山被告:
「希美がかなり預金を貯めてくれていたので、それなら返せるなと思いましたし、返さないとと思いました」

検察側はさらに丸山被告が希美さんの保険金と相続金合わせておよそ2500万円を受け取ったと指摘します。
検察官:
「これらのお金があったから返済できたのでは?」
丸山被告:
「返済する余裕があるということには影響しているので、全く関係ないとは言い切れないです」
裁判では事件当日に防犯カメラに映った車が丸山被告のものかどうかも大きな争点となっていて、裁判官が確認しました。
裁判官:
「車の鍵はどのように保管していましたか?」
丸山被告:
「(議員会館の)自室の机の上にあったと思います」
裁判官:
「車は誰かが乗っていくことはできない状況でしたか?」
丸山被告:
「そうです」
裁判官:
「予備の鍵は?」
丸山被告:
「ないです」
裁判員からの質問はなく、被告人質問は終了しました。
次回の裁判は11月26日に行われ、検察側が求刑をする予定です。