塩尻市で妻を殺害した罪に問われている元県議会議員の裁判員裁判は、4日目の21日も証人尋問が続けられ、防犯カメラに映った車が、被告の車だったのかどうかを巡り、検察側の証人として出廷した画像解析の専門家が、車のへこみやキズの特徴から「同一性が高い」と証言しました。
塩尻市の元県議丸山大輔被告は、3年前の9月、自宅を兼ねた酒蔵の事務所で、妻の希美さん当時47歳の首を圧迫し窒息死させた殺人の罪に問われ、裁判で無罪を訴えています。
検察側は、被告が議員会館のある長野市から自宅のある塩尻市まで車で移動して犯行に及んだと主張。
検察側が、走行ルートと主張する地点にある防犯カメラに事件前日の夜から当日に映った車が、被告の車かどうかが争点です。
21日の裁判には当時、県警の捜査にも協力した画像解析の専門家である、立命館大学の名誉教授が検察側請求の証人として出廷しました。
専門家は、まず、被告の車の固有の特徴として、▽後部のナンバープレートの左右にへこみがあることと、▽左の後輪近くに線状のキズがあることを説明しました。
その上で、防犯カメラの映像の明るさや色を調整したり、ブレを補正したりするなどした画像をもとに、丸山被告の車と同じ箇所にへこみやキズがあることを指摘。
防犯カメラに映った車は「どの場面でも丸山被告の使用車両と同一性が高い」と証言しました。
一方、弁護側からは、被告の車ではないことを完全に排除できるか質問されると、専門家は議員会館近くに映った車については「限りなく同一車両と判断できる」としました。
裁判ではあす22日も証人尋問が行われます。












