長野県が行ったマイナンバー情報の総点検で、9つの事務で合わせて60件の紐付けミスが新たに判明しました。

県では2023年に1件の紐付けミスが発覚したため、マイナンバーの紐付けを行う全ての事務に範囲を広げ、24万4000件余りを対象に、これまで自主的に点検を行ってきました。

その結果、身体障害者手帳や自立支援医療、療育手帳など9つの事務で、合わせて60件の紐付けミスが新たに分かりました。

これまでに外部への情報流出は確認されず、手帳の交付や、手当ての給付などの誤りは起きていないとしています。

県では、紐付けミスの対象情報が流出しないよう速やかに対応し、ミスを修正したとしています。

今後は、マイナンバーの確認作業の際に、住民基本台帳ネットワークシステムを利用して、人的な誤りを機械的に検知できるようにするなどして再発防止に努めるとしています。