長野県小布施町で、この時期旬を迎えているのが、信州の伝統野菜にも登録されている「小布施丸なす」です。
町では特産品を広めようと、フェアが始まっています。
きんちゃく型に育った大きなナス。
次世代に継承すべき信州の伝統野菜にも認定された=「小布施丸なす」です。
「こちらの列が小布施丸なすです」
生産者のひとりで、保存会の会長を務めるのが、静岡県出身で、その魅力にひかれた工藤陽輔(くどう・ようすけ)さんです。
工藤さん:
「甘さもあるんですけど、やはり肉厚でありまして、煮崩れしにくく、油にも非常に合いますので、ステーキなどにしても、形を保ったまま、美味しく召し上がれます」
普通の丸ナスに比べて肉厚で大きく、甘味があるのが特徴です。
明治時代に小布施町で栽培が始まったとされ、大正時代には北信地方で広く栽培されていた小布施丸なすですが、現在の生産者は8人だけだといいます。
工藤さん:
「どうしても収量が少なくなってしまうのと、伝統野菜であるので、育てにくいというのも要因の一つではないかなと思います。明治時代から続くなすを、次の世代に残したいという強い思いを持っている。農家さんがみんなですね」
栽培農家は減っていますが、地元ではおやきの具材にも使われていて、地域の食文化の継承や振興を目指す文化庁の100年フードへの登録も目指しています。
工藤さん:
「少しでも多くの人に小布施丸なすの良さを伝えたく、今回チャレンジすることになりまして、小布施丸なす保存会として頑張っていきたいと思います」
認知度をさらに高めるために1日から始まったのが、「小布施丸なすフェア」。
町内10か所で、その料理を楽しむことができます。












