長野市の高校で、地元の土木建設企業による実践的な実習が行われました。
長野工業高校で行われた実習は、千曲市の土木管理総合試験所が、若い技術者を育てるために行っていて、27日は土木科の3年生およそ40人が参加しました。
生徒たちは、専用の機械を使って、校舎を破壊せずに、コンクリートの強度や鉄筋の位置を確認する「非破壊調査」を行いました。
男子生徒:
「(強度は)24以上出ていれば…。ちょっと安心できないですね。普段生活しているだけではできないので、良い体験でした」
このほかボーリング調査の様子も見学し、自分たちのグラウンドの地質を学びました。
女子生徒:
「今まで座学でしか学んでこなかったものを実際に経験出来て、就職したときのイメージにつながりました」
実習は今回が7回目。
2023年に体験した生徒が、この春入社した実績もあり、担当者は人手不足の解消にもつなげられたらと話しています。