伊藤めぐみ選手:
「個人としても、チームとしても、いろんなことがあって。けっこう苦しい時間があったな…って、正直な感想です」

2023年の秋に開幕した、3年目のWEリーグ。

パルセイロは、とにかく走り、積極的にボールを奪いにいく、攻撃的なスタイルで、2連勝を含む4試合負けなしと、上々のスタートを切りました。

しかし、冬の中断期間が明けた3月、状況は一変します。

廣瀬龍監督:
「いろいろチームが分析をされて、それに対して対応できなかった」

自分たちのサッカーが思うようにできず、3月3日の勝利を最後に、およそ2か月間、勝利から遠ざかります。

伊藤めぐみ選手:
「試合に関わっている選手、関わっていない選手、スタッフ、みんなが違う気持ちを抱えていたので」

自信を失い、消極的なプレーになる負のスパイラルに陥いりました。

伊藤めぐみ選手:
「自分自身も、うまくいかないチームや選手のメンタリティーな部分で、どう声をかけてあげればいいか、すごく悩みながら…」

低迷するチームの中で、新たな力が芽生え始めました。

知久奈菜穂選手:
「いやーとても緊張しました」

シーズン途中の今年1月に加入した、知久奈菜穂(ちくななお)選手。

日体大を卒業したディフェンダーは、攻守のバランスの良さが持ち味で、4月に公式戦デビューを果たすと、ここまで5試合に出場しています。

知久奈菜穂選手:
「結果は負けてはいたんですけど、出来てたこともあることはあったので、一試合一試合、学ぶことが多かったです」

新たな風と共に、チームの気持ちも1つになります。

迎えた19日の大宮との一戦。

キャプテン・伊藤選手の技ありゴールで、実に13試合ぶりの白星!

最終戦を前に、価値ある勝利を手にしました。

伊藤めぐみ選手:
「自分自身にとっても、またエンジンがかかったなって感じで、すごくうれしかったです」