長野県白馬村の別荘地で起きた、土砂災害から16日で3か月となるのを前に、初めて発生現場近くにカメラが入りました。
土砂や岩の撤去作業は難航していて、住民が戻れるめどは立っていません。
小口記者:
「土砂災害が発生した白馬村の現場です。発生からあすで3か月となりますが、現場では土砂の撤去作業などが行われています」
2023年12月に土砂災害が発生した白馬村北城(ほくじょう)の、みそら野地区。
県は15日、現場で行う砂防工事の様子を初めて公開しました。
土砂の撤去とともに出てくる、巨大な岩。
中には1メートルを超えるものもあり、すべて、土石流が発生した沢から流れてきました。
現場は、白馬ジャンプ競技場近くの山を通る黒豆沢(くろまめさわ)です。
沢の全域で土砂崩落が発生し、大量の土砂や岩が別荘地にまで流出。
1棟が全壊、5棟が半壊したほか、多くの建物が浸水し、現在も20軒に避難指示が出されています。
小口記者:
「土石流が発生した黒豆沢です。更なる被害を防ごうと、沢の出口にネットを張って対策しています」
発生の3日後から進められてきた現場での応急砂防工事。
下流への更なる被害を防ぐため、今後、コンクリート製のブロックを積み上げ、土砂を防ぐための仮のえん堤を3月末までに設置。
その後、土砂や岩をため込むための施設を建設する予定です。
ただ、土砂の撤去は難航していて、完成までには時間がかかりそうです。
長野県姫川砂防事務所砂防課 丸山尊(まるやま・たけし)課長:
「水分を非常に多い土砂でございまして、なかなか土砂撤去には時間がかかっておりまして、最終的には(完成まで)数年を予定している」
大きな被害を受けた、別荘エリアにも初めて立ち入ることができました。
倒壊した建物やー。
中には土砂にのまれた車の姿もー。
降り積もった雪の下には、いまだに土砂が残されていて、現在も2世帯の7人が村営住宅などで生活しています。
丸山尊課長:
「一日も早く元の生活に戻れるように鋭意、工事のほうを進めていきたい」
村によりますと、避難指示を解除できる時期は未定とのことで、日常が戻るには、時間がかかりそうです。












