いわゆる「2024年問題」に対応するため、伊那市のタクシー会社が24時間営業から撤退することを決めました。
24時間営業から撤退するのは伊那市の伊那タクシーと白川(しらかわ)タクシーです。
タクシーなどの運輸業界をめぐっては、4月から運転手の労働規制が強化され、働く環境が改善される一方で、労働時間の短縮で人手不足が懸念されるいわゆる「2024年問題」が課題となっています。
伊那タクシー小松直樹(こまつなおき)営業部長:
「ドライバーに限りがあるので、いかに効率よくいろいろなお客さんを待たせないように、うまくタクシーを利用してもらうためには、どこかをカットしないとできない状況」
伊那タクシーによりますと、ドライバーの平均年齢は61.8歳と高齢化が進み、運転手の数もコロナ前より2割近く減っているといいます。
伊那タクシー小松直樹営業部長:
「ドライバーを育てつつ募集もしてという形で1人ずつでもいいので増やして、ドライバーが増えることで、すべての問題が解決していく」
2つのタクシー会社は、労働規制強化やドライバー不足に対応するため、4月以降、伊那タクシーは午前2時~午前6時までの間、白川タクシーは午前2時~午前6時半までの間は、それぞれ運行と受け付けを停止することを決めました。
ただ、利用者が多く見込まれる週末や大型連休などは、午前4時まで受け付けるということです。
高野記者:
「今回の決定により上伊那地域で24時間営業するタクシー会社は、すべてなくなることになり、利用者からは落胆の声が聞かれました」
利用者:
「不便ですね、何台かは動かしてもらわないと困る。今どこでも人手不足だから、賃金がいい方に行っちゃうから困りますね」
利用者:
「(夜中に)具合が悪くなったとき困りますね。1人暮らししていると来てくれないとね」
東京から:
「迎えに来てもらうかタクシー使うかどっちかなので、なくさないでください」
その影響が表面化してきている2024年問題。
ドライバーの人手不足の解消とともに、地域の足としての役割を維持していくための対策が求められています。












