きのう(5日)、岡山県里庄町でJR山陽本線の保線作業の見張りをしていた男性が貨物列車にはねられ死亡した事故を受け、国土交通省の鉄道事故調査官による現地調査がきょう(6日)行われました。
6日正午すぎ、事故があった岡山県里庄町の山陽本線の現場に、国の運輸安全委員会の鉄道事故調査官が調査に入りました。

この事故はきのう午前2時20分ごろ線路上で、委託を受け列車の見張りをしていた警備会社の社員で広島県福山市の山下恭司さん(32)が貨物列車にはねられ死亡したものです。

きょう(6日)の調査では調査官が線路内に入り、死亡した男性が立っていた場所から列車がどのように見えていたのか、写真を撮るなどして、当時の状況を詳しく調べたということです。

(国土交通省運輸安全委員会 平藤優一鉄道事故調査官)「実際にどういうところが事故につながったのかをいろんな角度から分析していきたいと思っています」

明日は関係者へのヒアリングが行われる予定で、引き続き事故原因の究明に向けた調査が続けられます。