岡山市北区の関西高校で、コンピュータゲームの腕前を競うeスポーツ部にさらに活躍してもらおうと、最新の設備を備えた「eスポーツルーム」が完成しました。

関西高校に完成したeスポーツルームです。ハイスペックのパソコン22台を設置し、高速のインターネット回線とつないで世界中のゲームプレーヤーとスムーズに対戦できるようになっています。

昨年、県大会で優勝したeスポーツ部に、さらに活躍してもらおうと整備されました。部員約60人が放課後に、別の部室と合わせて利用するほか、普段のパソコンの授業でも活用される予定です。

(関西高校3年 eスポーツ部 新川永太朗 部長)「(使い心地は)本当に最高です。快適です。高校生の全国大会があって、『ステージゼロ』というんですけど、それで優勝できるような強いチームを、仲の良いチームを作っていきたい」

業界団体によりますと2021年のeスポーツの市場規模は78億円でしたが、2025年には2倍以上の約180億円になる見通しです。関西高校では生徒の新たな活躍の場になるeスポーツを、今後も積極的に教育に取り入れていきたいとしています。