■「予約ゼロ」ネットを使った広報戦略に誤算が生じた!

インターネットでの集客プランに誤算が生じました。予約制にしていたところ直前になっても1件の予約も入らないというのです。

頭を抱えるゼミ長
思ってもいなかった「課題」に直面

「集客がやばい」
「やばいからマジで」
「ゼロになったらどうする?」
「人ってどうやったら来るんやろ」

この失敗こそが、教授の考える「学び」なのです。

課題に直面したとき、自分で乗り越えることこそが「実践」

(教授)
「『情報を発信すると人が来る』って訳ではない。どうやって人を集めるか、まずみんなが汗をかかなきゃいけないということ」

■そして「ちょっと違う」カフェ営業が始まった!

そしてカフェ営業の当日がやってきました。

「汗をかいて」…さっそく実践

(学生)
「こんにちは、イベントやってまーす」

デジタルも駆使 最後まであきらめない

最後まで、出来ることを実践していきます。

(学生)
「きょうはもう1回再告知でインスタグラムのストーリーをあげています)

すると…。待望のお客さんがやってきました。

(学生)
「上です。お願いします」

準備が間に合わず、カフェ形式でのコーヒーは出せず
企業と共同開発するスイーツも出せなかった

11月のプレオープンが1つの大きなゴール。その第1段階となる今回は、保健所の申請が間に合わず、本来予定していた企業とタイアップしたスイーツの提供が出来ませんでした。

思い描いていたものとは違う「カフェ」に

思い描いていたものとはちょっと異なる「カフェ初日」になりました。

(ノートルダム清心女子大学 3年 岡本朱里さん)
「一番最初のイベントになるので、出来てないところがあったり、ちょっと色々ドタバタしたと思うんです。がんばるのでまた応援をお願いします」

「最終的にはちゃんとしたカフェを」

「それこそ改善点があるので、最終的にはちゃんとしたカフェがオープンできたらいいと思っています」

元広告会社勤務の深谷教授 様々な「実践の場」を学生に提供

(深谷信介教授)
「実践をして繰り返していけば繰り返していくほど、自分たちの知見になるし、学びになるし、次どうやったらいいか分かって来るので、そこを学生たちが体感しながらやっているので、そこを皆さんに支えて頂きたい」

「実践の場」で学生たちは社会を生き抜く力をつけていく

失敗こそが将来への大きな糧。やがて社会に出る前に学生たちはカフェを通じて貴重な「実践」をいま積み重ねています。