がんを患い、38歳という若さでこの世を去った女性が、生前デザインした衣服の作品展が瀬戸内市で開かれました。服を通じてがん患者の豊かな生活を描くイベントの名は、「がんをデザインする展」です。
療養中の人でもオシャレを楽しめる帽子

ー素敵なデザインの帽子ですね
(いしいあやさん)「フリルは西陣織を使っていて、今この角度で被っているんですけど、その日の気分でどこを前にするか、妹は変えていました」

肌に触れても痛くなく、療養中の人でもオシャレを楽しめる帽子です。
帽子をデザインした中島ナオさん、がんのため38歳で他界

この帽子をデザインしたのは、中島ナオさん。

2年前、がんのため38歳という若さでこの世を去りました。

瀬戸内市長船町のアートギャラリーで開かれた、「がんをデザインする展」

生前、ナオさんが企画やデザインに携わった洋服など約70点が展示・販売されました。