岡山市立の中学校で部活動の練習に来た男子生徒が更衣室に閉じ込められ、熱中症の症状を訴えていたことが分かりました。男子生徒は自宅で療養中だということです。

岡山市教育委員会によりますと、今月(8月)3日の午前9時頃、岡山市立の中学校で、水泳部の練習に来た2年生の男子生徒が更衣室で着替えをしていたところ、顧問の教諭が誤って更衣室の鍵を締めてしまい、男子生徒が部屋の中から出られなくなりました。

その後、顧問が練習中に気づき約1時間40分後に、更衣室の中から助け出されたということです。

男子生徒には熱中症の症状がみられたため病院で治療を受け、現在は自宅で療養し回復傾向だということです。

(大森雅夫岡山市長)「教育委員会と学校には生徒の心のケアと再発防止に関して対応を検討していくように指示したところであります」

今回の事案を受けて、岡山市教育委員会では市立の学校に対して、改めて生徒の安全管理などを確認するよう通知を行ったとしています。