災害時に連携して迅速な対応を取れるようにと、中国電力と玉野海上保安部が合同で訓練を行いました。
訓練は、「台風の影響で直島で停電が発生した」という想定で行われました。玉野海上保安部の巡視艇に停電復旧用の機材などを積み込み、玉野市沖3キロにある直島(香川県)の宮浦港まで運ぶ手順や、輸送にかかる時間などを確認していきました。
中国電力と玉野海上保安部は、災害時に相互的に協力するという協定を3年前に結んでいて、合同で災害対応訓練を行うのは今回が初めてです。
(玉野海上保安部長 長澤宏樹さん)「一度経験しておくのと経験が全くないのとでは全然違うので、災害が起きた時に役に立つのではないかなと」
中国電力と玉野海上保安部は課題などを洗い出し、今後も災害に備えて定期的に訓練を行いたいとしています。










