悩ましい「岡山~倉敷間の移動」どのルートを通ればいい?

岡山県内では現在、道路の渋滞解消や利便性の向上を目指して、「国道180号バイパス」や「岡山美作道路」など、様々なエリアで道路の整備が進められています。

そんな中、かねてから最も整備を望む声が高まっているのが、岡山県南部を東西に貫く「国道2号」の整備です。

ちなみに皆さんは、「岡山~倉敷間」を移動する際にどのルートを使いますか?

◇旧2号(県道162号)...「白石橋や久米、庭瀬あたりで混雑するんじゃ」
◇新幹線側道...「1個1個の信号がとにかく長ぇんじゃ」
◇山陽道・岡山ICー倉敷IC...「お金が掛かって遠回りじゃし、IC降りてから結局混雑するんじゃ」

旧2号(県道162号)は片側1車線、信号も渋滞ポイントも多い
新幹線側道は、とにかく信号が長い
JRは駅から目的地まで移動がしんどい(目的地によります)

ならば山陽本線で移動すれば速いのでは?
「駅から目的地までめっちゃ時間が掛かるんじゃ」

ボトルネックだらけの国道2号「渋滞、渋滞、また渋滞」

となると、やはり片側2車線、場所によっては片側3車線となる「国道2号」が頼みの綱となる訳ですが…。やはり【画像】にあるように、渋滞ポイントがめちゃくちゃ多いんです。

国道2号 区間によって片側3車線ながら、ご覧の渋滞

国道2号「岡山市(人口72万)~倉敷市(人口47万)」区間は、中国地方最大規模の交通量を擁し、中国地方でも指折りの渋滞区間となっているのです。

着々と進む工事 しかし...

その大動脈の渋滞解消をと、これまでも数々の工事が進められてきました。記憶に新しいところでは、今年2月の岡山市南区の「大樋橋西交差点」の高架化工事の完了です。

2023年2月に高架化が完了した「大樋橋西交差点」

屈指の渋滞ポイント「大樋橋西交差点」の4車線高架化が完了し、当該地点の通行は信号がなくなった分、かなりスムーズに通行できるようになりました。しかし...