「移設先はどこがふさわしい?」RSKアプリによるアンケート結果は

(スタジオ)
ー六高が閉校して70年以上経っていますがOBをはじめ、移設先について強い関心を寄せている人も多いんですね
そうなんです。白紙だという移設先ですが、RSKでは「どこがふさわしいと思うか」についてアプリでアンケートをとりました。

アンケートでは、中心市街地の4箇所を候補にあげ、選択式で回答を募りました。140人から回答があり、最も多かったのは
・六高の元の所在地である朝日高校 76人
・かつて六高マンたちが闊歩していたという岡山後楽園や岡山城周辺のカルチャーゾーン周辺 27人
・岡山駅前の別の場所 25人
という結果でした。この結果に六高OBの小長さんは。

(六高OB 田中角栄元総理 秘書官 小長啓一さん)「現在の朝日高校の敷地のどこかにというのでは、閉鎖的なことになってしまいますので、岡山のどこか目立つところ。例えば岡山城が臨めるようなところで、岡山城に行ったついでにちゃんとそこが見れると」
「よその県から来た人もその像を見れば、この岡山に旧制六高ありと分かるような位置づけであってほしいなと」
像の移設先について様々な意見が出る中、岡山市のトップにも考えを聞きました。

ー市長が移設先として想定している場所は?
(大森雅夫 岡山市長)「ないです、まだ。ただ私も随分『六高の卒業生だ』という方に東京時代もお会いしましたし、こちらでもお会いしております。六高に関しての愛着が非常に強い。そこはよく分かっておりますので、そういった方々の意向を踏まえながら、我々としても対処しかなければならないと思っています」

(スタジオ)「駅前広場の工事は2025年度の完成予定ですが、移設先についてはいつごろまでに方針が示されるのでしょうか?」
「それについても市は現時点で未定だということです。歴史や伝統があるだけにOBなどからの強い要望に市はどう答えていくのか?イブニングニュースでは引き続き六高マン像の行方について動きがあり次第お伝えしていく予定です。