ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって、まもなく1年になるのを前に、きょう(18日)岡山在住のウクライナ人が中高生に向けた講演を行いました。
(リリヤ・バビィさん)「ウクライナの街で、ひとつも被害がない街は今はないです」
岡山高校の生徒会が企画したもので、中学生と高校生の有志約20人が参加しました。ウクライナから岡山県に移住してきて20年になるリリヤ・バビィさんら2人が、遠く離れた母国への思いを語りました。
(リリヤ・バビィさん)
「できるだけ早く終わってほしい。元の平和できれいなウクライナに戻ってほしい…」
(講演を聞いた高校生)
「ウクライナについてもっと詳しく仲間と共有していけたらと思います」
(講演を聞いた高校生)
「『この1年で何かウクライナに対してやったか』というとあまりできていなかったので、これを機に自分にできることを探して行動していきたいと思います」
ウクライナ侵攻をより身近に捉え直した生徒らは、平和への思いを新たにしていました。