なぜゴミがくっついている?
──なぜ、ゴミがくっついているのでしょうか。
(東洋産業 大野竜徳さん)
「このゴミは偶然くっついているわけではありません。幼虫は鎌状の口でゴミを拾い上げ、首を器用に反らせながら背中へ運び、一つひとつ積み重ねていきます。
しかし、積んだゴミはどうして落ちないのでしょうか。実は幼虫の背中には、細く長い毛(剛毛)がたくさん生えています。
この毛は先端がかぎ状やこん棒状に発達しており、まるでマジックテープのようにゴミを引っ掛ける役割をしています。
さらに、積み重ねたゴミ同士も絡み合うため、歩いても簡単には落ちません。まるで幼虫たちが自分好みのセンスの服を選んで着飾っているようです。
昆虫界でファッションショーが開かれるなら、クサカゲロウの幼虫は入賞候補でしょう」










