終わらない被害
「見ず知らずの少年に突然襲われて、頭や肩、胸、背中、もう上半身複数か所を刺されて、殺されてしまいました」
そう語るのは、ある日、突然、最愛の息子の命を奪われ被害者遺族となった、神戸市の堤敏さん(67)です。

堤さんの次男で、当時高校2年生だった将太さんは、2010年10月4日の夜、自宅近くの路上で、当時17歳の少年にナイフで頭や首などを刺されて殺害されました。
将太さんを殺害した少年は逃走し、事件から約11年後の2021年8月4日に、殺人容疑で逮捕されました。2023年6月の一審で、元少年の男に懲役18年の判決が言い渡され、控訴審、最高裁への上告を経て、刑が確定したのは昨年(2025年)10月でした。
事件から16年目を迎え、堤さんは「犯罪被害者遺族が突き付けられる現実」「終わらない被害」そして「被害者支援の在り方」について訴えました。













