アリに見つからないためにゴミでカモフラージュ
──クサカゲロウは、アリに見つからない工夫を?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「クサカゲロウも指をくわえてみているわけではありません。クサカゲロウの幼虫は背中にゴミをのせることであまり目のよくないアリから姿を隠しつつ、アブラムシの抜け殻や自身の食べカスとなったアブラムシの殻や死骸を背負うことで、カモフラージュとしても働いている可能性があります。
においについては完全に証明されているわけではありませんが、その可能性を示す研究があります。
こうしてアリに気付かれにくくなったクサカゲロウの幼虫はアブラムシの群れへ近づきやすくなり、その隙にアブラムシをしっかり食べることができると考えられています。
まるで敵の制服を着て、敵と同じ香りまで身にまとって潜入するスパイさながらです」










