親に届ける成長した姿
年に一度の学習発表会。子どもたちの1年の『成長の証』を、先生や保護者へ届ける大切な日です。

(栞梛さん(小6)
「(有希さん)ちょっとだけ詰まってるね」
(有希さん(小5))
「早すぎる?」
小学5年生の有希(ふじい・ゆき)さん。発表は学級で取り組んできた「自然体験の学び」。直前まで繰り返し練習します。
転校から7か月。離れて暮らす父親も駆け付けました。
(有希さん)
「次の総合学習の時間にはすっかり水分がなくなって、きれいな押し花ができていました。ラミネートして一人ひとり しおりを作りました。ラミネートすると色がはっきりして、もっと色がきれいに見えました」

(有希さん)
「(父親が)「すげえ」と言っていました。ずっと不登校だったのであんまりかっこいいところを見せられていなかったんですけど、学習発表会の実行委員会とか、学習発表会の歌とかを練習し続けてかっこいいところが見せられたと思います」
王雅さんが、トランペットを手にステージに上がりました。
(王雅さん)
「みなさんこんにちはー」

入学から1年、話すのが苦手で、発表の時に泣いていた王雅さんは、もうそこにはいませんでした。
(演奏開始)
最初は、音さえも出なかったトランペット。

(母 有香さん)
「1年前と全く違う子どもみたいな感じで、すごいスピードで成長してくれていて、とにかくずっと感動しかなかったです」
「子供の人生を考えたときに、どうしようという気持ちで頭の中が真っ白だったんですけど、ここにきて救っていただいたなという感じです。泣きそうになるのをこらえながら話していて、泣くのは卒業式までとっておこうかなと」

(王雅さん)
「最初は緊張するけど、楽しんできたらテンションが上がってくるので。
人前でもできるよっていうところを見せられたかなと思います」
(吉備高原希望中学校 平松 裕史校長)
「あそこに「スバル」がある」
発表会の後、同級生たちと先生の声がするほうへ。みんなで一緒に見上げる夜空。

(吉備高原希望中学校 平松 裕史校長)
「ちょっと見ただけで流れ星が見える。あの三つの星がオリオン座の象徴だな。
オリオン座があって、その辺に双子座が出てきて、スバルがあって、おうし座があると、これだけ覚えていたら“ロマンチックな夜”になる」
自分らしさを輝かせ、響き合う子どもたち。同じメンバーで過ごせる日々は、あと3か月です。











