新型コロナの感染拡大に伴う病床使用率の上昇を踏まえ、岡山県は独自に「医療ひっ迫警報」を出しました。

病床使用率が60%を超える中、人の移動が増える年末年始を前にさらなる医療のひっ迫を防ごうと警報を出しました。

体調が悪い時は、平日の日中に医療機関を受診することや自宅療養に必要な解熱剤などを用意しておくことなどを呼びかけています。

(伊原木隆太岡山県知事)
「ここまで病床使用率が上がってしまうと、何らか県民の皆さまにお願いを注意喚起をせざるを得ない」

きょう(20日)岡山県では3061人の感染と高齢者3人の死亡が発表されました。また高齢者施設や医療機関で新たに16件のクラスターが発生しています。病床使用率は、きのう(19日)午後3時時点で63.0%、重症者用は20.9%といずれも上昇しています。
一方、香川県では1932人の感染と5人の死亡が発表されました。病床使用率はきのう時点で50.2%と上昇、重症者用は13.8%と横ばいです。