つくったのは、木の実を食べるあの小動物
──木製のエビフライのようなもの…これはいったい何でしょうか?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「これは見た目と見つかる場所から森のエビフライとも呼ばれるもので、これを作ったシェフはリス。
私たちが食べるエビフライは、食後にしっぽだけが残りますが、森のエビフライは、リスがまつぼっくりを食べたあとに残る、いわば食後の作品です」
「今回これを見つけたのは、岡山県北部の山林に切り開かれた林道の入り口。
しかし、この小さな痕跡は、今の森林環境を考えるうえで、なかなか意味深い存在です。
まつぼっくりは、自然に風で転がったり、時間が経って朽ちたりしても、このように均一で整った形にはなりません。
つまり、森のエビフライがある=リスがいる。
これは偶然ではなく、ここに野生のリスがいる、という明確な因果関係で、リスがここにいて、確実に食事をしたという、存在を強く示す、信頼性の高い痕跡ですね」













