餅が持つ性質によるリスク
大道さんは、餅が喉に詰まるのは大きさの問題だけではなく、温度で性質が変わる特徴があるためだといいます。
(大道亮太郎 医師)
「厚生労働省の研究班報告では、餅は50〜60℃では柔らかく、口の中に入るとすぐに、体温に近い40℃程度まで下がり硬くなるとされています」
「つまり、食べている“ほんの数十秒”のうちに、餅がのどにはりつきやすい状態へ変わり、窒息リスクを押し上げます」
安全な正月を送るためにも、大道さんは食事中の環境に注意することが重要だと続けます。













