死を覚悟した山口さん 今度は友人の塚本さんが刺された
少年を助けたい…その思いが山口さんの命を取り留めた、一方で死を覚悟したとも言います。
(山口由美子さん)
「死んではいけないと思って座り込んでいたのですが、かなりの出血で意識が朦朧となり、『このまま死んでしまうんだな』とも思いました。本当に生き死にが同じ線上にあったなと思います」
その後、バスがスピードを落とした時に、2人の乗客が窓から逃げたということです。乗客がバスから逃げたことに対して少年は、山口さんの横にいた知人の塚本さんを2回刺したと言います。
(山口由美子さん)
「(塚本さんが刺されたことも)気づかないで、私は座り込んでいたんですね」










