拾ったあとの処理は?

──拾ったあとの処理はどうしたらよいでしょうか。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「まずは果肉がしっかりついた新鮮な実を拾って、チャック袋など密閉できる袋へ。

周りを見るとすでに種だけになっているものもありますが、泥や排気ガスなどの汚れをつけている可能性が高いので、果肉付きのほうが安心です(においはさておき…)。

持ち帰ったら袋の中で果肉を軽くもんで種を外します。力を入れすぎると殻のとがった部分で手袋が破れるのでやさしくもみましょう。

ここでしっかり果肉を落としておくと後が楽になります。種を取り出したらバケツなどにあけて、屋外で数回すすいで果肉を落とします。

室内でやると「香り」が家中に拡散するので後悔します」

天日干し

「きれいになったら新聞紙やざるに広げ、数日天日干し。天日干しをしている間、せっかく後は食べるだけになったギンナンを鳥や動物に持っていかれないよう注意しましょう。

乾いたら紙袋や瓶で保存できますので、冷蔵庫などに入れておくと1か月くらいはもちます。なお、作業後は必ず石けんで丁寧に手洗いをしましょう。

かぶれ予防の最重要ポイントです!」