社会復帰を果たすには「自分の過去を受け入れる」ことが大切
講演会を主催したのは、少年院や刑務所から出所した人の就職や衣食住をサポートし、更生につなげる活動をしている「職親(しょくしん)プロジェクト」
山口さんは、「社会復帰を果たすには、自分の過去を受け入れることが大切だ」と語りました。
(山口達也さん)
「これまで『こんなことが苦しかった』とか、『人を恨んでしまった』とか、『自分の考え方、だからうまくいかなかった』ということを」
「もう1度、『あれだけ嫌だった、見たくなかった過去』を受け入れて、自分の考え方をちょっと変えるだけで本当に生きやすくなった。そうすると自然と未来も変わってくるんです」
(参加者)
「刑務所とかの就労支援をやっているので、立ち直りのポイントなどを教えていただいて、すごく感動しました」
(職親プロジェクト 千田修志岡山支部長)
「誰しも人生において、挫折したり失敗したりはあると思うんです。そういったときに『誰かの支え』だったり『誰かに頼りながら』、まずは自分自身が自立をしていく糧になるのではないかなと思っています」
再び過ちを繰り回さないために。実体験に基づく山口さんの講演に参加者は聞き入っていました。










