「経済あっての財政という考え方」

――高市総理は「責任がある積極財政」を掲げています。前政権では財務大臣を務めていた加藤さんは、これについてどう思われていますか?

(加藤勝信議員)
「総理も『財政の事情を勘案しなくてもいい』なんてことは全く言ってないということであります」

「一方で財政再建、あるいは財政の健全化、これをしっかり認識しながら、一方では経済をしっかり回していく」

「財政あっての経済ではなくて、経済あっての財政という考え方、これは従前からも取ってきたところでありますんで」

「それらを踏まえながら、そして今必要な特にインフレの中における物価対策と共にですね、日本の経済をより強くしていくためにどういった分野に投資をしていくのか」

「そして、民間のお金だけではなくて、今世界的にも政府が一緒になって投資をしているっていう、こういう流れでありますから、そういった分野にどう集中的にですね、投資をして、日本の経済を強いものにしていくのか、それが問われていると思います」