加害者側の主張「僕がやりましょうか、と自ら」
一方で、これらの行為に対する加害者側の認識は、Aさん側の主張とは大きく異なっています。

暴言については「ふざけていたから注意をした。口調がきつくなったかもしれない」と指導の一環であったと主張。
最も悪質ともいえる空気入れの件については、「Aさんが『僕がやりましょうか』と言って自らやった」と述べ、Aさんの同意があったかのような説明をしています。
その他の多くの行為についても「事実はない」と否認しており、双方の認識には大きな隔たりがありました。
【第2回】Aさんは語った「悪しき伝統で色々な高校生が苦しんでいる」に続く