「どれくらいの人が、スタジアムを望んでいるかが重要」

「とにかく私は、一般会計で7000億円、特別会計まで入れると年間1兆円を超える予算の提案をする権限があるわけですけれども、その県民の皆さんの大事なお金を無駄遣いするっていうのは、これも絶対やっちゃいけないことで、そのサッカースタジアムどれぐらいの人が望んでるのかっていうのが、すごく気になるんですよ」

ーおっしゃっていましたもんね、議会などでも、民意というか、「皆さんがどういう思いなのかを確認したい」と、大事なお金を使うためには、と。

(伊原木隆太 岡山県知事)
「そこはもう、私がサッカーが好きか嫌いかとか、そういうのはもう全然別の次元で、『皆さんが望んでいることをする』というのは、ある種、行政の基本ですから。『(今回は)大変な方の熱意が可視化されたな』っていうことを感じます」

「大きなサポートが可視化された」「受け止め方が違ってくる」

ーこの熱意を受けて、どうやってサッカー専用スタジアムの建設、、、まだ何も決まっていませんけれど、伊原木さんの中では今どういう思いですか?「これを前に進めていく」とか。

(伊原木隆太 岡山県知事)
「とにかく少数の人が騒いでいてすごく大きく見えていて、進め出すと実はものすごい反対が後ろにあったということになると、結構大変なことになるんですけれども」

「大きなサポートがあるっていうことが可視化されたことで、執行部である私も、予算を承認する権限を持ってる議会の55人の皆さんも、ずいぶんやっぱり受け止め方は違ってくるんだと思うんですよね」

「場所のこととか段取り、まだまだ決めなきゃいけないというか、決まってないことがいっぱいあるんですけれども」