消費者は「水道水を飲む」
(買い物客)
「何にしても高いですよね。みんな一生懸命作られているんでしょうけど」
(買い物客)
「(値上げは)しょうがない。あきらめている」
(記者)「Q普段飲んでいる飲み物の価格が上がりますが…」
(大学1年生)
「一人暮らしだからしんどい。水道水を飲まないといけない」

家計を直撃する、飲料や食料品の値上げ。要因は、原材料の高騰や人件費の上昇などによる生産コストの増加です。メーカー側の価格改定に、小売店であるスーパー側は対応せざるを得ないのが現状だといいます。
(グランドマート 岡本和恵取締役)
「今月は(値上げ品目が)特に多い印象で、各部門担当者がかなり疲弊している状態。期限が長くもつもの、在庫を持てるものは持って、なるべく価格転嫁に反映が少なくなるようには努力していますが、これだけ品目が多くなると倉庫も限られているし、お客様にストックしてもらうようにお願いするしかない」

こちらのスーパーでは、客にまだ値上げされていない商品の買い置きを呼びかけたり、可能な範囲で自社ブランドの商品の価格を据え置きにしたりといった対策を講じています。