物足りなかった「岡山」 なぜ帰りたくなったのか…

【画像②】

年齢を重ね、“岡山”への思いが変わっていったオダギリジョーさん。リタイア後、岡山でやりたいこととは…

ー岡山で生活した場合、思い描いてることは

(オダギリジョーさん【画像②】岡山県津山市出身)
「小学校・中学校・高校とかの幼なじみとかが、やっぱ多いじゃないすか。なんか彼らと過ごす時間って意外とおもしろいんですよね」

「大人になってできる友達って、少ないじゃないですか。その頃にふと一瞬で戻れる感覚みたいなものも含めて、“岡山でしか過ごせない時間”というものがあるんだなと思うし、それが意外とおもしろいんだなと思えるようになってきたので、リアルに岡山に住む、住んでもいいなと思いますね」

ーその話を聞いた岡山県民は、すごく楽しみにして喜ばれると思います

(オダギリジョーさん)
「(岡山の人にとって)全然楽しみにはならないと思いますけども...」

「そういうのってやっぱり外に出て、岡山から離れてるからこそ感じることかもしれないし。ずっと岡山に暮らしてたら、岡山の良さって、逆に気づきにくかったりするじゃないですか」

長年・俳優として映画に携わってきたオダギリさん。その経験から感じた「岡山の良さ」があると言います。

(オダギリジョーさん)
「映画関係の仕事してると、岡山の日照時間って、実は日本一長いらしくて。岡山の映画の撮影の量、意外と多いんです、撮影に適した場所なんです」

「景色も、瀬戸内の海とかってすごく本当に綺麗で【画像③】、過ごしやすくて、とってもいい場所なんだなっていうのは、改めて住んでる方々にも気づいてもらいたい。再確認してもらいたいとこではありますけどね」

【画像③】岡山県瀬戸内市・牛窓地区