これから増える?蚊の対策
(東洋産業 大野竜徳さん)
「これから蚊が増えてくるかもしれませんので、たくさんある蚊の対策から、おうちで気を付けたい対策3つをご紹介します。
雨のあとの48時間が勝負 家の周りで蚊を発生させない!
バケツ、植木鉢、雨どいなどの「たまり水」はありませんか?
これらは蚊にとって「温泉完備の水たまり保育園」です。
見つけたらすぐに水を捨て、発生源を断ちましょう。

蚊の発生しやすい時間帯と気象条件を意識!
ヒトスジシマカは昼〜夕暮れ、アカイエカは夕暮れ〜夜が活発。
外出時に心配なら長袖・長ズボンに虫よけスプレーを併用しましょう。
最高気温25〜30℃かつ湿度70%超は蚊の快適ゾーン。
これを超えると蚊も夏バテしますが、油断は禁物です。
蚊を家に入れない!
網戸の破れや隙間を点検し、窓やドアは開放時間を短く。
帰宅時に蚊の気配を感じたら、一度離れてから一気に駆け込みましょう。
カーテンを閉めて室内照明に引き寄せられないようにするのも有効。
玄関やベランダに虫よけスプレーや蚊取り線香を配置、窓際に扇風機で風を作って飛来を阻止します」
「2025年夏前半は猛暑と乾燥で、蚊は休業状態だった地域も多かったはずです。しかし、ここ数日の雨は蚊の復活の兆しかも。蚊の発生第2波が来る前に、庭先チェックと虫よけ習慣を今すぐ見直しましょう」