■ゼッケン100番の恐竜は、全介助必要な娘のために「娘を笑わせたい」 


ラジオ体操でおどける、ゼッケン100番の恐竜。中の男性にも、特別な思いがありました。


(小林隆さん)
「娘です。23歳になります。娘を笑わせてやろうと思って、今回エントリーしました」


「『全身性ジストニア』という病気なんです。小学校5年までは普通の女の子だったんですけど、だんだん病気が進行していって、いまはもう全介助の状態です。」


「すぐにこれに出ようと思って。ワクワクでした」


三豊市在住の小林隆さんです。写真はまだ歩けていた中学生のころの愛海さん。難病に侵され、次第に体が不自由になりました。

今回、娘のために恐竜になることに、迷いはありませんでした。


小林さんが恐竜につけた「マナミサウルス」、愛海さんを笑わせたいと全力で走りました。


(小林隆さん)
「途中でこけそうになって、なんとか持ち直したんですけど。全力でした。本当に全力でした。最高に楽しかったです。楽しかったな。出てよかったよ。ありがとうございました。」