では、「虫に刺されたら」どうすればいい?

ブトやヌカカであれば、まずは患部を拭いて、「抗ヒスタミン軟膏」が有効です。咬まれた場所はかゆいですが、かきむしらないようにしましょう。

無意識にかきむしらないようにあて布をし、症状が強ければ皮膚科での受診をお勧めします。

マダニは慣れていなければ無理に取らずすぐ病院へ!特にSFTSなどの感染症もこわいですし、自己除去は失敗した時には傷口をえぐり取る簡単な外科手術や傷の長期化の可能性もあります。

吸血アブは水で洗って冷やすことが一番です。腫れやかゆみがひどいときには皮膚科での受診をしましょう。

(東洋産業 大野竜徳さん)
「見えない吸血鬼は予防と意識で防ぎましょう!ひそかに吸血のチャンスをうかがうかくれんぼのプロな吸血生物たち」

「今回ご紹介をしていませんが、そのほかにも私たちにかみついたり刺してきたりする虫や生き物がいたり、植物でかぶれたり腫れたりケガをしたり、水の中にも吸血生物が潜んでいたりと自然の中には危険な生き物がまだまだ隠れています」

「刺された瞬間は無反応でも、後からかゆみや感染症のリスクが出てくるケースも少なくありません」

「姿の見えにくい生き物のことも事前にしっかり知っておくことが一番ですが、虫よけ+服装対策+チェックの習慣化が大切です。今年の夏も安全第一で自然を楽しみましょう!」