「蚊柱」はどこに発生する?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「蚊柱がどんなところにできやすいかというと、多くできるのは水場の近くです。河川や湖沼の近く、河川敷、用水路や田んぼ脇などですね。そういうものが近ければ道路や公園、私たちの家の目の前やベランダで蚊柱を作ることもあります」
ー筆者もまさに田んぼ脇の道を自転車通学していて、何度も蚊柱の渦中を通過しました。
「蚊柱はもやもやと移動していくので、放っておくとどこかへと消えてしまいます。ですが、自転車などで急に蚊柱に突っ込むと、ユスリカの方も避ける間がありません」
「顔じゅうをうっすらなでられるようにユスリカがあたってきますし、おしゃべり、あくび、鼻歌を歌っていたりすると口や鼻の中に虫が飛び込んできてしまって、とても嫌な思いをします。こればっかりは運ですが、しっかり前を見て運転しましょう」
ー避けようがありませんよね…。
運が悪いと「蚊柱」に巻き込まれる!?
(東洋産業 大野竜徳さん)
「広い場所などで蚊柱を作っている場所に近づくと、運が悪いと私たちの周りを旋回するように蚊柱がついてくることがあります」
「これは蚊柱の目印にされてしまったことによるもので、蚊柱を作ろうとすることがあります」
ーそれは、絶対に避けたいですが、どうしたらよいでしょうか。
「こういう時には身をかがめて素早くその場を離れるか、より高い木や街灯などの近くに行って蚊柱をそちらにひきつけましょう」