香川県人事委員会は、県職員の給与やボーナスを3年ぶりに引き上げるよう勧告しました。民間との格差を縮めたいという狙いです。

香川県人事委員会の関谷委員長が池田知事に勧告書を手渡しました。


香川県県職員の給与は民間企業に比べ月平均で0・23%低く、この格差を埋めるため毎月の給与を737円、ボーナスの支給月数を0・1か月引き上げるよう求めています。

引き上げ勧告は3年ぶりで、実施されれば人件費は約8億円の増加となります。

(池田豊人香川県知事)
「国や他の地方公共団体の動向、社会経済情勢や県の財政状況を踏まえて、県民のご理解が得られるよう十分に検討してまいりたい」

また勧告では、職員の残業を減らし、仕事と家庭の両立を支援することなども求めています。