母校は県下有数の県立進学校 知事もOB
藤田選手の母校は、岡山県立岡山大安寺中等教育学校です。岡山大安寺高校を母体とし、14年前に6年制に移行した県下有数の進学校です【画像④】。

藤田選手は、大安寺の野球部でエースで4番。野球と勉強を両立して、現役で東京大学理科一類に合格しました。(【画像⑤】は高校時代の藤田選手)

卒業生が、あの東大野球部のキャプテンに。倉敷マスカットスタジアムに、母校の応援で訪れたOBたちにとっても誇りです。さらにOB会長は「もう1人」大学野球チームを率いる大安寺の卒業生がいることを教えてくれました。
(野球部OB会 鈴木章弘 会長)
「いま東大のキャプテンの藤田君とか青山学院大学の安藤監督とか、活躍している人はたくさんいます。野球を通して学んだことを、それぞれのところで生かしてもらいたいと思います」

そう、東都大学野球の強豪・青山学院大学で、6年の間に1部リーグを4回優勝に導いている安藤寧則監督も、大安寺の出身なのです。
なぜ、進学校の大安寺から、大学野球界を率いる人材が次々に輩出されているのでしょうか?そのヒントとなる「石碑」が、校内に立てられていました。