今夜(13日から14日にかけて)も流星は「期待大」

ー今夜(13日)も流星は観測できますか?

(山陽学園大学地域マネジメント学部 米田瑞生さん)
「ペルセウス座流星群の極大日は12日から13日にかけてでしたが、ピークが予測からずれることもあります」

「昨年は、予測日に確かにたくさん見えたのですが、翌日更に見えたという話もあります」

ペルセウス座流星群の観測のコツは、

・北や東の空に着目すること
・月が沈んでから見ること
・明るい光を避けること
・1箇所を凝視せず、広く空を眺めること

また、観測する際には、

暗いところで目を10分程度慣らす
寝転ぶ
(自動車、自転車、歩行者などの通行がない安全な場所で!)

ことも、試してみてください。

【画像②】

【米田瑞生さん】
2002年4月 - 2006年3月 東北大学, 理学部, 宇宙地球物理学科
2013年6月 - 2017年6月 ハワイ大学, 天文学研究所, 客員研究員
2015年4月 - 2017年9月 東北大学, 大学院理学研究科, 客員研究者 (博士(理学))
2023年4月 - 現在 山陽学園大学, 地域マネジメント学科

主に太陽系内外の惑星・衛星の大気・磁気圏について、研究。特に木星の衛星イオの火山活動がどのように変動しているか、その詳細を調査。

若い頃には高山病と闘いながら、チリ・アタカマ砂漠にある、東京大学アタカマ天文台での観測研究に従事。

また、現職の山陽学園大学では情報関連の教育に従事する一方、特別な場所・施設でなくても、観測できる現象を調査すべく、「晴れの国」のメリットを活かして、低コストで流星を観測する方法を模索中。