「相撲レスリング」が自分の持ち味

ー過去の相撲の経験が生かされているんですね。
はい、そうですね。それが自分の持ち味であり、やっぱり自分の武器だと思います。
自分のレスリングは、相手をぶん投げたりする派手なレスリングではなくて、泥臭く相手より1点でも多く相撲を生かしたレスリングというのが自分の武器なので、そういった自分の持ち味っていうのを武器にして、どんな相手にもぶつけていきたいと思います。
ー今回の五輪出場が決まって、地元の人たちからはどういった声が聞かれますか?
友達とか親戚、近所のおじさんおばさんとか、じいちゃんばあちゃんが本当に喜んでくれて、本当にそういった人たちがやっぱ自分のパワーの源になりますし、香川県の人たちの応援「頑張れよ!」っていうその一言で自分も厳しい練習を乗り越えることができるようなパワーになるので本当に嬉しい限りです。
五輪に行くっていうことで「頑張れよ!」って言ってくれる人たちが増えたってことはもうシンプルに嬉しくて、ドラゴンボールの元気玉じゃないですけど、その言葉を大きいパワーに自分を変えることができるので、何気ない「おめでとう」や「頑張れよ!」っていう言葉が、自分にとっては本当に嬉しい言葉なんです。

ーパリにこれだけは絶対に持っていこうって思っているものはありますか?
やっぱり「うどん」です。実家の近所のうどん屋さんで昔からよくうどんを食べていて、その繋がりで製粉所さんから香川県のうどんが送ってもらえるようになったので、乾麺のうどんを持っていって、試合前に食ってすすって、パワーにしたいと思います。
うどんは、自分の元気玉ですね。香川のうどんを元気に食べて相手に打ち勝ちたいと思います。
ー五輪まで約2か月、現在はどんなスケジュールで動いていますか?
毎日とにかく練習と寝る、栄養を取る、っていう感じで、本当にレスリングのために動いています。朝、練習して寝て、ご飯食べて寝て、また午後練習して寝る、っていう、本当につまらない1日ですけど…とにかく練習しかしてない感じですね。
これは、ずっとみんながやってきた高校生の部活の延長線って感じかもしれません。










